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日本歯科新聞
掲載日
2026/02/17

【日本歯科新聞】さじかげん「歯科技工所ベースアップ支援料」

今、歯科技工業界で話題になっているのが、保険点数の「歯科技工所ベースアップ支援料」です。

歯科技工士連携加算の時のように、顧客との交渉がうまくいかなければ、タイトルの意味をなさなくなるという意見は常にあります。
もし指導医療官が支払いの有無を調査・指導したとしても、もともとの技工料が安ければ意味がありません。
逆に補綴物製作の点数を上げ、技工所が十分な請求交渉をできていれば、今回の「歯科技工所ベースアップ支援料」は生まれなかったかもしれません。

これだけ歯科技工士不足が叫ばれても、「技工士に営業力は必要ない」と言う技工士さんは結構いらしゃいます。
そこで今回もGoogleのAIモード先生に「営業とは?」と尋ねてみると、
「顧客のニーズ(悩みや欲求)を把握し、自社の製品やサービスを提供することでその課題を解決し、対価として売上(利益)を得る活動」との回答を得ました。

歯科医院から預かった模型や印象をただ言われた通り作業するだけでは、すぐに機械に取って代わられます。
顧客が口にしない悩みや要求を引き出し、課題解決につながる提案をしてこそ、コ・デンタルとして価値があります。

よく「技術力」や「品質」と言いますが、自分が考える「品質」をいくら提供しても、
それは自己満足にすぎず、歯科医師や患者さんの課題は解決しません。
オボイド、スクエア、テーパリングという歯牙の形態を指す言葉がありますが、その感覚は人によって異なります。
単語1つとってみても、顧客の感覚を把握する営業力と、それを再現する技術力があって初めて価値を評価していただき、正当な対価を請求できるのではないでしょうか。
料金交渉もせずに歯科技工が大変だとか厳しいとか何とかしてほしいと一方的に言ったとしたら、図々しすぎます。

ああ、誰か私のこの文に価値を感じてAmazonのギフトカード送ってきてくれないかなあ~。

和田 主実

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