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日本歯科新聞
掲載日
2026/03/24

【日本歯科新聞】さじかげん「「バカにつける薬」はない?」

自分が人と比べて頭が良いか悪いか判断するのはとても難しく、基準がないため「自分=平均」と考えるしかありません。
私は記憶力が極端に低く、子どものころから暗記モノが苦手でした。
そのため、ここ10年程はいつどこに行ったか忘れないように、景色の写真を撮っています。

子どものころは「頭が良い=記憶力が良い」だったので、記憶力が悪い自分はバカなほうだと思っていました。
そのせいか無意識に「常に頭を使わないといけない」と感じていたような気がします。
ただ、人と問答をすると言い負かしていたので、態度だけはデカかったですが。

物事を判断するスピードは、若いころは早いほうだと思っていました。
しかし45歳くらいから急激にスピードダウン。これが60歳までに社長を辞めようと思った最大の理由です。

「太っているな」と思った時の選択肢は「食べない」か「運動する」ではないでしょうか。
なかなか食欲には勝てませんが、運動は人によっては心地よいので運動をファーストチョイスする人は多いと思います。

では、「自分がバカだ」と思ったらどうでしょう。

頭を鍛えるためにも日常的に頭を使うべきではないでしょうか。
難しい話ではありません。
たとえば、晩ご飯を買いに出る時に「ほかに必要なものや用事はないか」と考え、
次に「これとこれはA店、これとこれはB店」、さらに「AとBに行く順番」、
またさらに「この時間にいつも渋滞するのはどこか」と考えるのです。
すると、ルートを通る「時間帯」と「かかる時間」を常に記憶するようになります。
こうすることで時間もガソリンも節約できるうえに、頭のトレーニングにもなります。

こうして日常生活で頭を鍛えようとするのですが、
結局、余裕ができた時間でだらだらとNetflixを見て、浮いたガソリン代以上にいらない物をAmazonで買っています。
「バカにつける薬」はなさそうです。

和田 主実

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