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日本歯科新聞
掲載日
2024/02/06

【日本歯科新聞】さじかげん【番外編】「口福 その前後」

 元日、おとそ気分の午後を突然襲った激烈な揺れ。幸いにも自身が住む地域は北陸にあっても大きな被害を免れたが、震源となった地域は発生から1カ月が経っても被害の全容が掴めない。
仕事や旅行で何度も訪れ、身近に感じるだけに、現地からの映像に心が痛む。「能登はやさしや土までも」、古い時代から伝わる言葉だ。優しい心根の人々の土地柄を表していると以前、輪島出身の方に教わった。あらためて、今回の地震で被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に哀悼の意を捧げる。また、救援支援にあたる皆様に心より敬意を表したい。

 報道で、インフラ復旧に向け懸命に作業する人の姿を見るたび、自然と社会的使命という言葉が浮かぶ。モノづくり企業であるわれわれは、工場での事故や火災、品質管理の見落とし、不正などのニュースに敏感になる。事象の原因や環境、背景の情報を反面教師としたいからだ。
 多くの企業には社是社訓があり、経営理念がある。年間の活動計画もこれに従って立案されることが多い。当社は、社是に「社会的使命を果たせる独創的技術を確立しよう」という一項を掲げて、60年が経過した。現代で例えると、「デジタル技工の独創的技術を創造して関連企業とも連携し、且つ情報をシェアしよう」と言い換えられるだろう。
 同じく経営理念に掲げる「口(こう)福(ふく)」。これを、〝歯科医療で得る幸せ価値観〟とするならば、技工製品の製造法や品質はその手前の話だ。その先にある、患者さんが得られる価値、〝口元の自信〟や〝快適に噛める健康〟などにフォーカスしないと社会的使命は果たせない。
「口福」の前後。企業経営にとって、どちらも大事だからバランスをとる。それはま
さに「さじかげん」。創業者が23年前にペンをとった当コラムのタイトルは、その意味にあるようだ。
(W/W)

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